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猫によく見られる病気 犬によく見られる病気
★ワクチンについて 〜なぜワクチン接種が必要か〜

@ 仔犬・仔猫は生まれてすぐに母親の初乳を飲むことによって、色々な病気に対する免疫(抵抗力)を譲り受けます。これを移行抗体といいます。
 けれどもこの免疫は一生続くものではなく、長くても生後2〜3ヶ月しか効果がありません。この免疫が無くなるころが、体力のない仔犬・仔猫にとって、病気に対して一番無防備で危険な時です。
 母親からの免疫をもらっていない(初乳を飲んでいない)場合や、感染の危険が多い場所にいる時は、早いうちからワクチンを接種する必要がありますが、逆に、母親からの免疫が残っているとワクチンの効果が期待できないため、その両方の可能性を考慮して、生後50〜60日に最初のワクチン接種を行い、1ヵ月後にもう一度追加接種をするのが一般的です。

A 通常ワクチン初年度は1回目を接種した1ヶ月後にもう一度同じワクチンを接種します(2回接種)。また場合によってはその後もう1回接種する事もあります(3回接種)。そうする事によりワクチンの抗体価が上がり、確実な免疫を得ることが出来ます。
 そして大事なのはその後も年に1回の追加接種を続ける事です。ワクチン接種で得られる免疫の効果は約1年です。1回ワクチンを接種したから一生効果が続くわけではありませんので注意してください。
 ※より良いプログラムでワクチン接種を行うために、かかりつけの動物病院に相談しましょう。

B ワクチンの目的は病気の予防です。ですから元気な子が病気にならない為に接種します。伝染病はいつ大切なワンちゃんネコちゃんに襲いかかるか分かりません。特に仔犬・仔猫は命にかかわることもあります。ワクチンを接種したからといって100%感染を防げるわけではありませんが、ワクチンを接種していない場合に比べれば、症状はずいぶん軽くすみます。
 また、感染してしまったら命にかかわるだけでなく、あなたのワンちゃん・ネコちゃんが他の子達への感染源となってしまうことを忘れないで下さい。
ワクチンについて2 〜ワクチンによって防げる伝染病〜

 犬猫の健康を脅かす伝染性の病気は数多くあります。その中で予防ワクチンが開発されているのは犬が11種類、猫が4種類です。
 ワクチンは単独で接種するものと混合ワクチンとして接種されているものがあります。そのうち猫は3種混合ワクチンと猫白血病ワクチンの2種類になりますが、犬の場合は混合ワクチンも何種類かあり、それによって防げる病気が違いますので、ワクチン接種を受ける動物病院にお問い合わせください。
病名 接種方法
ワクチンで防げる犬の病気
狂犬病 法定伝染病。生後3ヶ月以上の犬はワクチンを接種し、保健所に登録することが法律で義務づけられています。
単独ワクチンとして接種。
犬パルボウィルス感染症 単独ワクチンとして接種する場合と、混合ワクチンとして接種する場合がある。
犬ジステンパー 混合ワクチンとして接種。
犬伝染性肝炎 混合ワクチンとして接種。
犬アデノウィルス2型感染症 混合ワクチンとして接種。
犬パラインフルエンザ 混合ワクチンとして接種。
犬レプトスピラ病
黄疸出血型
単独ワクチンとして接種されることもあるが、最近ではほとんど混合ワクチンとして接種。
犬レプトスピラ病
カニコーラ型
犬レプトスピラ病
ヘブドマディス型
犬コロナウィルス感染症 混合ワクチンとして接種。
ワクチンで防げる猫の病気 猫ウィルス性鼻気管炎 混合ワクチンとして接種。
猫カリシウィルス感染症
猫汎白血球減少症
猫白血病ウィルス感染症 単独ワクチン又は混合ワクチンとして接種。
接種前に血液(ウィルス)検査が必要。
猫クラミジア感染症 混合ワクチンとして接種。
ワクチンについて3 〜ワクチン接種の注意点〜

 ワクチンは恐ろしい伝染病から大切なワンちゃん・ネコちゃんを守ってくれますが、時には接種反応として注射部位の痛みや腫れ、元気や食欲がなくなる、顔や眼が腫れるアレルギー反応が起きる場合があります。 
 またワクチンを接種してすぐに抵抗力がつくわけではありません。特に仔犬・仔猫はワクチン接種後しばらくは他の犬猫との濃厚な接触は避け、 激しい運動やシャンプーなどのストレスを与えないように注意してください。
 様子がおかしいと感じた時は、すぐにかかりつけの動物病院にご連絡ください。

 ワクチンは健康状態が良い時に接種しましょう!
 
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