はじめに・・・
基本的に考えて「ノラ猫」は私たち人間が生みの親ともいえます。
そしてそのノラ猫を問題視するのは人間側の理屈ですし、またその問題を生む原因も、
私たち人間にあるのです。
ノラ猫がかわいそう・・・という事でエサだけ与える人がいますが、むやみにエサを与える事はそれだけ地域に猫が集まってくる原因になります。残ったエサがゴミとなったり、排泄物で周囲が汚されたりして問題になります。また、猫が集まってくれば繁殖の機会も多くなり、あっという間に猫が増えてしまう事もあるのです。
こういったことを考えると、胸をはってノラ猫の世話をするには、ノラ猫といえどもきちんと管理して、地域で今以上の問題とならないようにする事が肝心です。
猫嫌い、猫に無関心な人達にも認めてもらえるような活動の方法を、このハンドブックを参考に考えていただきたいと思います。
基本的考え方
ノラ猫の世話をする事で世間的に孤立したり、個人が精神的・経済的に大きな負担を背負ったりしないような活動の方法を模索していく。
また、ノラ猫をこれ以上増やさないために避妊・去勢手術をすすめながら、最終的には地域住民の理解を得て、「ノラ猫の生活の場」を認めてもらうことを目指す。