仔猫編                           
・ノラの仔猫を飼い猫にするには
 ノラの仔猫を飼い猫にする場合、なるべく早い時期から人との接触の機会を与え、なれさせる事が大切です。一般的には仔猫の社会化は生後2〜7週といわれ、その期間に猫社会のルールや動作、遊び、意志や感情を表現する事を学び、他の動物や人に対してもなれていきます。この時期に人との接触がなければ、将来 人に対して警戒心が強かったり臆病な猫になってしまいます。

・いつ頃から人間が面倒をみるといいの?
 母親から早くに離された仔猫は、感情のコントロールが難しかったり(神経質)、攻撃的になりやすいという事、そして母乳の栄養や免疫、排泄の世話などの点を考えると母猫自らが育てる事が一番望ましい事は確かです。そのため、もし母猫が人になれている猫ならば、母猫ごと人の手元に置き、親子で人間との接触を持つことが最も理想といえます。しかし現実には、母猫を一緒に保護する事は不可能な場合が多く、その時は仔猫(兄弟全部)を親から離し、人の手で人工保育するのがよいでしょう。前述のように、仔猫の社会化時期は生後2〜7週頃であるため、出来るだけ早いうちから人にならす様にしましょう。

・人にならすには他の猫から隔離する方がいい?
 将来一頭だけで飼われるにしろ、分別ある(咬んだり ひっかいたりの加減を知る)猫にするためには、社会化時期に猫どうしの交流が必要です。人間が代わりに教えるのは非常に難しいので、兄弟猫がいる場合は新しい飼い主に渡すまで(生後2ヶ月頃まで)一緒に育てましょう。

・家に先住動物がいても大丈夫?
 
他に飼育猫や動物がいる家庭で仔猫を飼育する場合は、いろいろな面で十分注意が必要です。仔猫は抵抗力が弱いので伝染性の病気がうつりやすく、逆に仔猫が病気をもっている場合には飼育動物にうつる可能性があります。また、普段はおとないしい飼育動物も、時として衝動的に小さな動物を咬んでしまう事があります。さらに、仔猫の同居によって先住動物が精神的に不安定になりやすく、飼い主としては普段以上に先住動物との接触時間を増やすなどの対策が必要です。
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