ノラ猫のお世話をしている人の多くは一人で活動されている方が多いようです。毎日のエサやり手術のための捕獲、運送、それに関わる費用もすべて自己負担されているのが現状です。
お世話をする頭数が少ない場合は、それほどの負担ではないのかもしれませんが、頭数が多くなるにつれ、その負担はお世話をする人の肩に重くのしかかってしまいます。
一人で活動するというのは、他人に干渉されないと分、気が楽かもしれません。確かに複数の人と活動をすれば意見の違い等、色々面倒な事が多いかも知れません。けれども実際一人で活動する事に限界を感じている方も多いようです。
エサやりをはじめれば、毎日毎日 それこそ雨の日も風の日も関係ありません。もちろんエサやりにそれ程神経質になる必要もないとは思いますが、エサをやらなければ・・・という事で休みもなく、旅行にすら行けないと感じている方もいます。
また、エサをやることで徐々に猫も集まってきますし、そうなると避妊・去勢手術もしていかなければならなくなります。手術のための捕獲・運送は一人で行うには結構大変な作業です。
また、そういった「ノラ猫のお世話」という行為を快く思わない人もいます。ノラ猫に対してあまり良いイメージを持っていない人や無関心な人にとってみれば、ノラ猫のお世話をする人なんて「ちょっと変わった人」と白い目で見られるようです。
実際、御近所の目を気にしながら活動されている人の多くは、「自分は悪い事はしていない」・・・と思ってはいても、何となく人目に付かない時間帯を選んでしまっています。
もちろん、じゃぁ すぐにでも地域猫に・・・といっても、そんなに簡単に事が運ぶわけではありません。人を集めるにも、周りの人の理解を得るにも、多大な努力と時間が必要です。けれどもこのまま一人で活動を続けていくよりも、複数で活動をするメリットの方が大きいと思います。ノラ猫にとってみても地域で生活の場を認めてもらっている方がずっと暮らしやすいのではないでしょうか?
胸を張って ノラ猫のお世話をしていくには、ノラ猫といえども きちんと管理をして、地域の方に迷惑をかけない事が肝心です。
猫嫌い、猫に無関心な人達にも認めてもらえるような活動にしていけるよう、
「磯子区の猫の飼育ガイドライン」を参考にして、考えていきましょう。
そんな時、もしも同じような気持ちで ノラ猫のお世話をしてくれる仲間がいたらどうでしょうか?
エサやりも 一人よりは二人、二人よりは三人でやった方が、例えば自分が病気や急な用事でエサやりに行けない時などに代わってもらう事が出来ます。
手術のための捕獲や運送もずっとスムーズに出来るでしょうし、費用の面でもカンパを集めたり、フリーマーケットを開いたり、一人では出来ない事をする事が出来ます。
また、ノラ猫の健康管理の面でも、一人では気付かなかった事に他の人が気付いてくれるかもしれません。
お世話をしている上で 何か苦情が出た時にも、仲間がいれば相談も出来るし、色々な問題にも対処していきやすいと思います。