磯子区の
ノラ猫問題への
取り組み
『にゃんぽじうむ』とは、横浜市磯子区で行われた、区民と行政が一緒に猫問題を考えるシンポジウムのことです。
磯子区では、まずは猫の存在を把握するために、また一般飼い主さんに『責任』を自覚してもらうために「飼い猫飼育申し出制度」を設けました。
そして、はたして磯子区では飼い猫がどの位いるのか調査をしました。(現在も行っています。)
平成9年度(1998年)は1400頭を超える届出がありました。
とはいえ、中には「外で飼っていてエサを与えているから・・・」と届け出す人もいれば、「飼っている事がばれると困るのよ・・・」と、いう人もいろいろ。
『にゃんぽじうむ』では、ノラ猫による被害を受けている人の声、エサをやっている人の声、どうにかしようと頑張っている人の声・・・それを表に出すことからはじめました。やはり、思っている事を声に出して伝えていかなければ解決にはなりません!
ノラ猫のことを行政が取り上げてくれる。これはとてもラッキーな事だと思います。おそらく保健所にもいっぱい苦情がきて、「何もやっていない」「何も出来ない」と言う訳にはいかなくなったのでしょう。
無関心な人にはどうでもいいことですが、
これを機に何かいい方法を考えて行こうというわけです。
動物を飼う事によって心が豊かになっている人がいる一方、動物による危害や衛生上の問題で困っている人がいる事も事実です。これは他人まかせにしていて解決される問題ではありません。
磯子区の保健所の姿勢は、行政と住民が共同して、問題解決に取り組む環境を作り、そして問題解決に向かっていこう!!というものです。
そうして、何度かの話し合いを経て、磯子区では飼い猫もノラ猫も、きちんとルールを決めて飼おう
!ということが決まり、
「猫の飼育ガイドライン」というルールが生まれたのです。